Gemini 2.5Pro のちょっとした使い方
Gemini 2.5Pro を技術評価していますが、以下のような使い方を試してみました。
この生成内容が正しいかは、再度人の手で確認にする必要がありますが、問題ないとわかれば、料金の計算式を組み込みたいプログラムやスプレッドシートの式として提供させることで、営業担当者でも金額の算出が容易になると思います。
Google Cloud の Geminiの利用料金(Vertex AI の Geminiモデル)を使う際に発生する料金を、整理し計算用の配列にした上で、計算式と想定価格を算出してみます
1) Google Cloud の Vertex AI Gemini model の利用料金の英語ページをPDFにします
英語ページにしたのは翻訳漏れや間違いが少ないためです
2) Gemini のマルチモーダル機能を活用して以下の指示を行います
・PDFを添付
添付されているPDFは、Vertex AIでのGeminiの使用料金についての資料です
この資料を解析し、料金テーブルを整理し、Gemini2.0 Flash で以下の条件のときの料金を試算し、計算式と計算根拠を出力してください
---
結果:
・PDFを添付
添付されているPDFは、Vertex AIでのGeminiの使用料金についての資料です
この資料を解析し、料金テーブルを整理し、Gemini2.0 Flash で以下の条件のときの料金を試算し、計算式と計算根拠を出力してください
---
試算用のパラメータは以下の通りです
入力
・画像とテキストあわせて 1300 トークン
出力
・テキストで 50トークン
Batch APIは使用しません
---
こんな形で、CutOff(どこまでのデータを学習しているか)のタイミングから、PDFを与えない場合には、まだ 2.0flashの料金はLLMとして学習/パラメータとしてもっていないようなので、実際の料金というコンテキストを与えたうえで、プロンプトを調整して、前提条件を踏まえて計算をさせてみました。
この生成内容が正しいかは、再度人の手で確認にする必要がありますが、問題ないとわかれば、料金の計算式を組み込みたいプログラムやスプレッドシートの式として提供させることで、営業担当者でも金額の算出が容易になると思います。
実際には入力トークン自体は CountTokens API を使って入力トークンを計算していますが、出力トークンは実際に生成させてみないとわからないので、こちらは簡単なデモを組み立てて実際に生成をLLMで行い出力トークン数を確認しています。
この手法は、複雑な料金ページでの、計算全般に応用が効きそうなので、少し改良して、洗剤の内容量と価格を並べて写真を撮影し 1gあたりが最も安い(=コスパがよい)などを出すなどで、IT系ではない一般のユーザーである主婦(自分も主夫ですが)などにも役立つ生成AI/LLMとして使えるのではないかと思います。
この手法は、複雑な料金ページでの、計算全般に応用が効きそうなので、少し改良して、洗剤の内容量と価格を並べて写真を撮影し 1gあたりが最も安い(=コスパがよい)などを出すなどで、IT系ではない一般のユーザーである主婦(自分も主夫ですが)などにも役立つ生成AI/LLMとして使えるのではないかと思います。